For Patients
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直接ご連絡が可能な方に対しては対面での説明および書面での同意を頂いておりますが、久しく来院されていないなどご連絡が難しい患者さんに対しても、既に採取された検体や診療録を研究のために使用させていただくことがございます。
いずれの研究も、本学の倫理委員会にて厳正な審査を受け、承認された研究となっております。
また、患者さんのプライバシー保護については最善を尽くします。研究へのご協力を望まれない患者さん・ご家族は、その旨、乳腺外科外来スタッフまでお声がけいただければ幸いです。
遠方からお越しの方は、帰りの交通予約をしてしまうと診察が終えられない可能性がありますのでご了承ください。
昭和大学病院を受診したことがある方は
昭和大学予約センター
昭和大学病院を受診したことが無い方は
昭和大学医療連携室
初診から診断までの流れ
手術までの外来での流れ
※ 場合によっては時間の変更や、行わない検査等あります。
- ドレーンを挿入した場合は、ドレーンの排液量が一定量を下回るようになったらドレーンを抜きます。ドレーンを抜いた次の日が退院です。
- 退院後の外来は、手術から約4週間後です。手術した結果と全身状態を併せて、今後の治療計画を決めていきます。
手術後、病理の結果が出るまでに2~4週間ほどかかります。
退院後の診察で病理の結果を説明し、今後の治療についてお話します。
- 身体に吸収される糸を使っている場合は抜糸はありません。
- 創部や創部周囲に腫れ、赤み、痛み、熱感が出てきた場合は乳腺外科外来にご相談ください。
- 毎日1回は創部の状態を観察し、症状があれば早めにご相談ください。
- ドレーンの入っていたところは、数日でふさがります。浸出液が出なくなれば何も貼る必要はありません。
- ドレーンを抜いた後に、胸やわきの下に液がたまることがあります。少量であれば自然に吸収されますが、量が多い場合は外来で液を抜くことがあります。
- 退院後、全身シャワーは可能ですが、入浴は外来で医師に許可をもらってから入りましょう。
- シャワーの時に、よく泡立てた石鹸で洗浄し、強くこすらず、清潔なタオルで優しくふき取りましょう。
ご自身の体調に合わせた生活を送ってください。
家事:重いフライパンなどの調理器具を使った料理や、アイロンがけ、窓拭きやお風呂掃除洗濯物を干すなど手術した側の腕をよく使うことは無理せずに休みながら行ってください。洗濯物を干すことに対しては退院後間もない時は低い位置に干すと楽に行えます。
しかし、少し高い位置に干すことはリハビリテーションにもなるので大変ですが、ゆっくりチャレンジしていきましょう。
栄養:特に制限はありません。バランスの良い食事を心がけましょう。
仕事:仕事内容によっては休職が望ましいこともありますが、ご自身の体調に合わせて無理ない範囲で行いましょう。職場復帰に関しては遠慮なく担当医にご相談ください。
趣味:お裁縫や手編み、パソコン作業など長時間同じ姿勢で行っていると疲労につながるだけでなく、手術した側の腕の負担になります。休憩を取りながら長時間にならないように注意しましょう。スポーツに関しては、医師に相談してから始めるようにしましょう。
術後は患側の痛みやこわばりのために運動を控えがちになり、肩関節の拘縮につながります。1日に数回、肩の上げ下げや腕をゆっくり挙げたりして肩の運動を意識的にしましょう。
ストレッチやヨガ、ラジオ体操などが効果的です。激しい運動は2ヶ月間控えてください。不明な点は医師に相談してください。
ブラジャーの種類としては、ワイヤーの入っていないスポーツブラ・ブラ付きのシャツ・ブラスリップ等があります。付け心地の良いものを選んで下さい。ブラジャーの使用時期は術後1ヵ月後、パッド(スポンジ類)は退院後から使用可能です。傷の状態が安定する手術後1ヶ月以降に試着・購入すると良いでしょう。
補整下着についてのパンフレットはブレストセンターや病棟のナースステーション前にありますので自由にご覧になって下さい。
退院後の性生活はいつ開始しても大丈夫です。
ただし、薬物による治療や放射線治療の間は妊娠を避けるようにしてください。
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